2014年6月2日月曜日

2014年春の巻『煮干しの解剖』 が終わりました。 感想文を紹介します。 井上美貴さん(5-4) にぼしだけ与えられたのでは,どれがどれだかわかりにくい内臓でしたが,大きな標本があったのですごくよかったと思います。いつもけずり節でだしをとっていたmすが,一度にぼしで味噌汁をしてみたいと思いました。食べたら,すごくおいしかったので!! (秀雄) やっぱり仮説はいいなあ! みんな,ありがとう! (代,美貴) 高橋美佐子さん(5-5) 乾燥した魚でも,このように解剖ができることがよくわかりました。毎回いろんなジャンルで学習させていただいているので,楽しみに参加させていただいています。ありがとうございました。 諏訪成さん(5-5) とても楽しくためになりました。子どもになったような気持ちになって楽しかったです。 大槻かおりさん(5-5) 煮干しのような小さな魚の解剖ってどうするにかと思っていましたが,本当に解剖することが出来て楽しかったです。小さな魚も,人間と同じようにきちんと臓器があり,生物はつながっているんだとつくづく思いました。久しぶりに煮干しを食べましたが,とてもおいしかったです。今度,煮干しで出し汁をとってみようと思いました。 藤井ゆみ子さん(5-5) カエルの解剖は生々しかったので,解剖に対してあまり良い印象はなかったけれど,今回の煮干しの解剖は楽しかったです。小さい頃に,カエルじゃなくて,煮干しで解剖したかったなあと思いました。肝臓の中に胃があることにびっくりでした。ありがとうございました。 熊谷千鶴子さん(5-5) 毎日使っているにぼしにも命というものを感じました。あり難く命をいただいていることに感謝いたします。これからもいろいろなお話をお聞かせください。本日は楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。 井本篤子さん(4-4) 少しばかりお話が聞けただけでしたが,もう少し早く来れれば,楽しく聞けただろうなと残念でした!!

2013年2月27日水曜日

《ハンコとサイン》が終わりました。7人の方に参加していただきました。 少人数でじっくり授業を楽しみことができました。授業の評価です。
【たのしさ度】 5…6人 4…1人 3・2・1…無し 
【ためになった度】 5…7人 4・3・2・1…無し 
*(5,5) 《ハンコとサイン》というタイトルへの期待通り、 というか、最後のスッキリしないところがいよいよ良くて、 期待以上でした、今日参加できて大満足です。 法学部生を交えた学生さん相手にやって、 彼らの議論や感想を聞いてみたい思いにふくらんでいます。 素晴らしい授業書・素晴らしい授業運営でした。 どの掲示物もたのしかったですが、 年表に<ハンコとサインカード>を貼りながら 第2部を振り返って貰って、 本当に<自分の世界が広がった>カンジがしました。 これは<仮説実験授業>なのでしょうか?、そうでなくても、 <イメージ検証授業>なのでしょうか?、 でも「ハンコ」も「サイン」も、そのイメージは 授業を受ける前からあるし、授業のあとで、 そのイメージが変わった、という程ではありません。 でも、<社会と個人の関わり方の歴史> のイメージが新しく出来た気がします!、 そういう意味で<イメージ検証授業>なのかなと、 これを書きながら、感想を反芻して思いました。 でも<社会と個人の関わり方の歴史>の<イメージ>というより <視点>かなぁ… 第3部はスッキリしないし、 今後どうなるかどうしていくべきか、さらに、 電子的な文章の認証はどうするといいのか、 <視点発見授業>と云う気分です。
 *(5.5) 毎回知らないことが多く、とても勉強になります。いろいろなジャンルの知識が身につき、今後も楽しみにしています。 *(4.5) 過去と現在の相違点が広く認識できてよかった。 *(5.5) 毎回、何気なくサインやハンコしてますが、古い歴史があるんだなと思いました。おもしろかったです。ありがとうございました。 *(5.5) とてもおもしろかったです。サインとハンコの歴史もわかり、色々な手続きによって、また国によっての違いもあることがわかりました。昔から、立派なハンコがあることにはびっくりしました。 *(5.5) 以前にこの授業書の名前≪はんことサイン≫を聞いた時、まったく興味がわきませんでした。「はんこ」と言えば、受け取りの時に使うものだし、「サイン」って名前を書くことだし…。そんなことが授業になるとは思ってもみませんでした。でも、加藤さんの授業を受けて、びっくりしました。はんことサインそれぞれに長い歴史があり、意味があったのです。「そうだったのか!」の一言です。 加藤さんの授業は、掲示物もていねいで、わかりやすかったです。また、授業の流れもとてもスムーズで心地よかったです。ありがとうございました。 *(5.5) タイトルから予想もできなかった内容に驚きました。サインはなくても、「ハンコと??」という内容だけで満足です。30年以上前に聞いた板倉先生の言葉「革命は一回きりの原則」を思い出しています。かなりのことがメソポタミアで成し遂げられたようです。そして、その情報が広く伝わったようです。後は「模倣と創造」ですね。真似できることは素晴らしいことです。真似したことを隠して、創造を気取るから文化や歴史がおかしくなってしまいました。

2012年12月15日土曜日

街角かがく倶楽部・洛西の授業が終りました

秋の巻《ドライアイスで遊ぼう》が終わりました。5名の方に参加していただきました。少なかったぶん,じっくり授業がたのしめました。 【たのしさ度】 5…5人 4…0人 3…0人 2…0人 1…0人 【ためになった度】 5…4人 4…1人 3…0人 2…0人 1…0人 ・(5,5)  炭酸水はかなり圧力をかけて二酸化炭素を溶かさないとできないと思っていました。ドライアイスを溶かしただけでこんな味がするとはおどろきました。  シャボン玉やロウソクの実験でだんだんと二酸化炭素が目にみえるようにその存在が実感されてきました。  最後は、アイスクリームまで食べられてとても楽しい授業でした。ありがとうございました。 ・(5,4) あまり勉強や授業とかは好きではないですけど、テンポよくてわからないままおはようございます終わるわけではなく、ちゃんと答をみんなで考えて授業することがたのしかったです。また時間がありましたら、もっと授業を受けてみたいです。身近な物で実験とか、どうなるかと気にならなかったけど、自分の身近な物でも興味をもちました。全国大会も京都になるといいですね。ありがとうございました。 ・(5,5)  わかっていたつもりでも、まったく解かっていなかった!ようそうとは違う結果に、その方が頭に入る、印象に残るというので授業にはこの方が子供達にはいいと思いました。この年令(50)になって、2時間の時間がすごく短く感じられた倶楽部でした。またありましたらぜひ参加したいと思います。 ・(5,5)  ドライアイスが、溶けると炭酸水になるということを初めて知りました。  毎回、いろいろな事を考えて、結果を立証していただけるので、楽しく参加させていただいております。

2012年8月26日日曜日

夏の巻《生物と細胞》が終りました。14名の方に参加していただきました。
評価と感想です。井上さんからも、目の動きで言葉を伝えるという大変な作業で感想を送っていただきました。

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はまってしまいましたさすが  戸倉さん
学生時代
勉強がにが手
と  よく話す
私とおない年の
ヘルパーさんが
笑顔で
自分の意見を発表しました。(井上秀雄)

【楽しさ度】
5…12人
4…1人
3,2,1…0人

【ためになった度】
5…13人
4,3,2,1…0人

・(5,5)高校の授業では、細胞を見つけたのがフックで、植物がシュライデンで、動物がシュワンでと暗記したみたいにおぼえていたので、「あ~そんな経緯があったんだ」とすごくためになりました。

・(5,5)《生物と細胞》の授業は、自分では何度もやっているのですが、他の人の授業を受けると、とても刺激的でした。「それも用意するといいなあ」とか「そういう説明もいいなあ」とか…。第2部もぜひ皆さんに受けてもらいたいですねえ。

・(5,5)とても楽しかったし、すばらしいお話で良くわかりました。すべての物の始まりが一つから始まる事もわかりました。また来たいと思いました。

・(5,5)久しぶりに生物の授業を受けている感じでたのしかったです。ある事に対して(問題)、自分なりに予想してみて確かめる。それが正解だった時、ちょっぴり…大いに満足して…。こんな授業を学生時代にやれてたら…もう少しちがった人生もあったかも…?たのしい時間、ありがとうございました。

・(5,5)実際に見れたのでわかりやすかったです。ヒトの体って、本当に不思議だなと思いました。ありがとうございました。

・(5,5)ライトスコープで色々な物を見ることができ、おもしろかったです。ライトスコープ、私もほしいと思いました!細胞や人体、植物など、改めて神秘的だと思いました。

・(5,5)初めて読みました。初めて授業を受けました。ぜいたくな2時間半でした。とってもたのしい2時間半でした。科学研究のたのしさを感じました。仮説実験授業の素晴らしさを再確認しました。

・(5,5)取材も忘れる楽しい授業でした。また次回開催されるようなことがありましたら、お気軽に日程などご連絡下さい。どうもありがとうございました。

・(5,5)アメーバーの動きを観察することができてとても感動しました。ヒトの精子、卵子、アメーバーのが単細胞であることに、生命の不思議さを思いました。ありがとうございました。

・(5,5)生物のからだがすべて細胞でできているといってもよいことがよくわかりました。そして細胞にはたくさんの種類があり、大きさ、形、働きがそれぞれの場所によってちがうこともわかりました。とくに髪の毛と爪、骨、歯と血液の細胞がそれぞれよく似ているところが面白かったです。ライトスコープでも、意外によく見えるので、これからもっと活用したいと思います。

・(5,5)このような楽しい授業ばかりなら、学校でも生徒たちは毎授業集中して聞いてくれるかな?私たちにはテストがないのが楽しいでしょうか?

・(4,5)細胞についていままで感じることがなかったので、大変参考になりました。

・(5,5)現役時代にやったことがあったのですが、骨についてはすっかり忘れていました。生物の体はすべて〈細胞〉体はできていると一つ覚えしていましたが、確かに細胞という共通性はあるけれども、必要に応じて多様に分化もしているということで、ほんとに生物の体は、うまい作りになっているということに改めて感動しました。
街角という時間の制約があるので仕方ないですが、せっかく準備していただいた試料、もっとゆっくり観察したかったです。ゾウリムシも中々楽しい動きを見せてくれました。有難うございました。

2012年6月8日金曜日

街角かがく倶楽部・洛西 春の巻
《オリンピックと平和》
が終わりました。12名の方に参加していただきました。
10名の方から感想文をいただきました。

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授業の評価
・5…とってもたのしかった(6人)
・4…たのしかった(4人)
・3…たのしくもつまらなくもなかった(0人)
・2…つまらなかった(0人)
・1…とってもつまらなかった(0人)

・さん(5)
アッと言う間に時間が立ちました。楽しく過ごすことができました。
・さん(5)
断片的にしかわからなかったオリンピックのこと、その始まりや意義がわかりすごく勉強になりました。それにしても古代人の能力は素晴らしい!今とあまり変わらないのではないかな。さて、最後の設問の個人的な答えです。1000年先は、国と国の境がなく世界統一国家となり、国内競技として宇宙ステーションなんかで競われるとイイです。
・さん(5)
こんなふうに、子どもに習わせる事ができればよかった。
・さん(5)
とても参考になりました。中学生の孫の教えてやりたいと思います。ありがとうございました。
・さん(5)
オリンピックと平和というテーマが理解しにくかったのですが、今日の授業で理解することができました。人類の歴史の奥深さ、芸術の歴史も奥深く学ぶことができました。ありがとうございます。
・さん(4)
オリンピックの歴史を初めて知りました。
・さん(4)
オリンピックの誕生について初めて知ることができ良かったです。今年のオリンピックを観戦しながら、知ったことを誰かに話してあげたいです。次回も知らないことを知るのがうれしいです。楽しみにしています。
・さん(4)
古代オリンピックが一回も中止されていないことにおどろきました。
・さん(4)
古代オリンピックの話が聞けて大変参考になりました。

井上さんからも感想をいただけました。

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オリンピックを通じて、
古代ギリシャの英知と繁栄を学んだ
宗教の恐ろしさは、私には理解できない。

『やっぱり仮説実験授業』
街角かがく倶楽部・洛西は
私にとって
生きる力だ
楽しく学ぶことは
生きる力だ

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2012年4月3日火曜日

 『水が出るか、出ないか?』

ペットボトルに
いろんな  穴を開けて水が出るか
出ないか?
の  問題の  連続    
理科がにが手な
数学教師だった私の
脳みそが  よく動く  
いよいよ実験
多くの人が正解を予想それなのに  
実験結果に
はく手と歓声!

私も同じ気持ちだ!

       3月25日  

〈寄せていただいた感想から〉
井上さんはALSという病気ですが,
そんな井上さんのことが
なかなか理解できませんでした。

しかし,井上さんは
板倉さんの仮説実験的認識論や
それにもとづいた仮説実験授業の正しさを
身を以て証明してくれている
ということに気がついてドキドキしています。

井上さん自身は実験道具を操作することはできません。
まさに,予想と検証しかできない極限的な状況におかれています。
その状況の中で科学を感動的に学ぶことができる。
井上さんはそのことを示してくれている
ということに気がついて,ぼくは目が覚める思いです。

そしてまた,そのような極限的な状況においても
科学は人間の尊厳を保つためにとても有効である
ということを井上さんは教えてくれている。

そして,
楽しく生きることこそが
人間の尊厳そのものだ。
井上さんの詩を読んで,
そう思いました。

2012年3月2日金曜日

『入院中』
妻が
いつ 来てくれるかと
ずっと
待っている

それなのに
妻が
来てくれた
瞬間
私は
不機嫌に なる

なぜか
妻が
帰ってしまう
ことを
すぐに
考えて しまうのだ

何という
マイナス思考

妻は
用事を すませて
帰って しまう

私は
坂本冬美さんの 曲を
口ずさむ

また きみに
・・・

(2月26日)

〈寄せていただいた感想から〉
来てくれた
瞬間・・・
帰ってしまう
ことを
すぐに
考えて しまう

私も同じです。
小さい頃から、そうでした。
楽しいことが始まると、なぜか悲しく淋しく感じてしまうのです。
それが終わってしまうことがわかるから・・・。

だから、心待ちにしているときが一番幸せでした。
マイナス思考?
そうかも知れません。
それとも、究極のプラス思考?
悲しく淋しく辛く苦しいことの後には、必ず嬉しいこと、楽しいことがくるはずだから。 

だから、私は悲しく淋しいことは楽しいこととずっと思うようにしています。

今・・・楽しさも苦しさも混ざった何とも複雑な毎日ですが・・・。
先生から届く「詩」と「詩あわせ」に励ましてもらいながら、顔晴ります。 



『2013年』

2013年
冬の全国大会
京都で
開催 決定

全国の
仮説実験授業研究会の
仲間が
私に くれた
大きな プレゼント

(2月18日)


〈寄せていただいた感想から〉
京都大会 とてもたのしみです しかも会場はハートピア!
ここなら 井上さんにも 充分参加して頂けます 10ヶ月
以上先です じっくり・ゆっくり・しっかり・準備したいと思い
ます。